台湾華語
One Point Advice

弊社の台湾華語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。

検定試験対策にもどうぞ!(レベルの分類は、TOCFLを参考にしています)

「好啊」と「好吧」と「好的」、どう使い分ける?

普段の会話でも、チャットでもよく使うこの三通りの返事。自分の気持ちが誤解なく伝わっているのかどうか、気になりませんか?

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【ヒント】喜んでいるのか、しぶしぶか。

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【解説】

A.好啊Hǎo a」「 B.好吧Hǎo ba」「C. 好的Hǎo de」は、いずれも相手の提案や依頼に対する同意を示していますが、使われる場面はかなり違っています。

A.好啊Hǎo a 」は、喜んで同意している感じを表す明るい返事です。親しい人に食事に誘われた時等、これを使うと嬉しさが伝わります。ただし、親しみを込めた表現なので目上の人に対して使うと、なれなれしすぎる印象を与えてしまいます。ビジネスの場面では使わないと思った方がよいでしょう。

B.好吧Hǎo ba」は、しぶしぶ同意している感じが伝わる返事です。「吧」には「断定を避ける」という役割りがあるため「100%の同意ではない」という気持ちが込められてしまうのです。不満や迷いを伝える意図がない時には、使わないように注意しましょう。「吧」の使い方の詳細は以下のページを参照してください。

「吧」に共通する意味

C. 好的Hǎo de」は、少し改まった表現なので、ビジネスの場面でよく使われます。サービス業の人がお客様に返事をする時や、企業のお問い合わせ窓口の担当者の返事等でよく聞かれます。次の例は、「視聴華語2」の例文ですが、旅行社のカウンターのスタッフ(B)が航空券の予約を依頼している客(A)に「かしこまりました。」と返事をしている場面です。

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こんな時には、「 B.好吧Hǎo ba」も「A.好啊Hǎo a」も使いません。

文の最後につく「啊a」「吧ba」「的de」は、話し手の気持ちを伝える役割りを果たしているのですが、そこにどんな気持ちが込められているのかの全体像を理解するのはかなり大変。だから、まずはこんなよく使う例の違いから覚えてみましょう。

考えてみると、日本語の「よ」「ね」等の違いも、改めて説明しようとすると難しい。日本語の上手な外国人でも上手く使えていない人が時々いますね。逆に言うと、こんな文末助詞が上手く使い分けられるようになれば、その外国語にかなり精通したと言えるのかもしれません。

台湾華語の公式検定対策用参考書「TOCFL対策のポイント Band A(入門基礎級)」をぜひご利用ください。

TOCFLの公式サイトでもご紹介いただいている教材です。

重要な文型を整理してご紹介していますので、入門段階の簡単な教科書を終えた後の教材としても最適。台湾の中国語を本気で勉強したい方に、ご活用いただければ幸いです。