台湾華語
One Point Advice

弊社の台湾華語通信講座を受けてくださっている方からよくある質問や、誤解されやすい点を整理してご紹介します。その背景にある現地の習慣や文化にも触れているので、きっと楽しみながら中国語の仕組みを理解していただけるはず。

検定試験対策にもどうぞ!(レベルの分類は、TOCFLを参考にしています)

「去買菜」、何を買う?

簡単そうに見える例ですが、本当にその理解でいいのかどうかちょっと考えてみましょう。その土地の文化的な背景と関連付けて考えれば、理解しやすくなります。

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【ヒント】その土地の人が普段買い物に行く場所は?

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【解説】

cài」は、通常、「料理、おかず」の意味で使いますね。

①我不會做。Wǒ bú huì zuò cài.  私は料理ができない。
②今天點了很多。Jīntiān diǎn le hěn duō cài. 今日は料理をたくさん注文した。

だから、この例もお惣菜や飲食店でテイクアウトできる料理を買いに行くのだと誤解してしまう人が多いのですが、実は違います。

③我現在要去買。Wǒ xiànzài yào qù mǎi cài. 私は今から(食事の支度をするための)材料を買いに行く。

③の例で買いに行くのは、肉・魚・野菜等の食材で、決して「出来上がった料理」ではないのです。

この言葉を理解するためのヒントは、台湾の人たちが普段買い物に行く場所にあります。「市場」と呼ばれ、そこには野菜や肉・海鮮等を売るブースが並んでいます。買い物客は、野菜はこのお店、お肉はこのお店というようにそれぞれの専門店を回って食材を揃えるのです。そういった場所で買い物をするのが「買菜」の基本。

今では、スーパーやデパートで買うケースもありますが、「菜市場cài shìchǎng」で売られているものが想像できれば、この言葉を理解するのも難しくないかと思います。

なお、この言葉は、TOCFL模擬試験問題(リスニングA_vol.1_9リーディングA_vol.2_36)でも使われています。

台湾華語の公式検定対策用参考書「TOCFL対策のポイント Band A(入門基礎級)」をぜひご利用ください。

TOCFLの公式サイトでもご紹介いただいている教材です。

重要な文型を整理してご紹介していますので、入門段階の簡単な教科書を終えた後の教材としても最適。台湾の中国語を本気で勉強したい方に、ご活用いただければ幸いです。