学習方法や言葉と文化の関係等、台湾華語にまつわるあれこれ、たくさんお伝えします!特集記事の解説も、ここでまとめて読めますよ!

コメ

「イモ」と言えば「サツマイモ」、では「コメ」と言えば?

台湾の人は焼き芋が大好き。道端で売られているのもよく見かけるし、コンビニでもレジの近くに、おでんと並んで、焼き芋マシンみたいなのがあったりします。

昨日、台湾人同僚と焼き芋談義で盛り上がっていた時、こんな質問が出ました。

「焼き芋の“イモ”って、必ず“サツマイモ”なんですか?」

おもしろい、質問ですよね。

ジャガイモもサトイモもヤマイモも、イモの一種だけど、ただ「イモ」って言った時、ほとんどの日本人は最初に「サツマイモ」を思い浮かべるのです。それを説明するために、似たような例をあげるつもりで、

「“米”にもいろいろあるけど、ただ“米”と言ったら、普通は“大米(dàmǐ)”を思い浮かべるでしょ。」

と言ったら、台湾人の同僚がみんな?????となったのです。
ここからが、今日の本題です。

mi

辞書に書いてあっても、ほとんど使われない

中国では、白米のことをごく普通に“大米”と呼びます。アワ等の雑穀(小米xiǎomǐと対比する時にも使います。ところが、台湾ではほとんどこれを使わず、日本語と同じ漢字を書いて、“白米(báimǐ)”と呼ぶのです。

中国でずいぶん前に「老鼠愛大米(ネズミは米が大好き)」という歌が大流行した時、「“大米”が“白米”と同じだということを、初めて知った」という同僚もいました。

ちなみに、台湾教育部の辞書にも“大米”の記載はあります。辞書に書いてあっても、ほとんど使われていない言葉、つまり「死語」になってしまっているということかもしれませんね。