宮垣岳男様

中国語を話し続けました!
宮垣岳男様
お名前​ 宮垣岳男様
年齢(留学時) 27歲
留学校 淡江大学・TLI・フォローアップ講座
留学期間​ 1週間
宿泊​ ローカルホテル
ビザ種類​ ノービザ​

自分の中国語力を試したい。

そう思い、夏休みの1週間を利用して台湾で中国語を学ぶことに決めました。
私が1週間で体験したことを複数の観点から述べたいと思います。

淡江大学華語中心

1日3コマ(1コマ50分)の中国語の授業を5日間受講しました。
会社で1年6ヶ月ほど週1回中国語(簡体字)を学んでいましたが、繁体字は不慣れなため、初級~中級のレベルのクラスを希望しました。
また、短期ということもあり、中国語に集中できる環境を求めていたので、クラスの選択の際には、日本人が少ないクラスを希望しました。
授業では、教科書に沿って、発音、文法、会話を満遍なく学びました。
講師の話すスピードは、一般の台湾人が話すスピードと変わらないように感じ、話している内容を即座に理解することができませんでしたが、
他の受講生に確認したり、講師に質問したりするなどして授業の内容の理解に努めました。

TLI中華語文研修所

1日2コマ(1コマ50分)の講師と1対1のプライベートレッスンを2日間受講しました。
受講者のレベルに合わせて授業が進められるため、分からないところを重点的に学習することができます。
個人的な感想としては、午前中の大学の授業では、かなりの集中力を注いでいたのに対し、午後のTLIの授業については、非常にリラックスした状態で授業に臨めました。

フォローアップ講座

台湾の歴史や文化について、PAPAGOのスタッフの方からレクチャーを受けました。
私が特に印象に残っていることは、なぜ台湾に日本に親しみを感じる人が多いのかという疑問について、台湾の過去の歴史を知ることで、その真実が解明できたことです。
また、台湾人のスタッフの方と、お互いの国ついて感じることを意見交換できたことも楽しかったです。
過去に5度台湾に来たことがありますが、初めて知る情報ばかりで、とても貴重な機会となりました。

宿泊先および周辺

ローカルホテルの欣和HOTELに宿泊しました。MRT古亭駅からすぐの場所にあり、淡江大学、TLIのどちらにも徒歩でアクセスできるので、通学、移動に非常に便利な場所にあります。
ホテルのスタッフは簡単な英語しか話せませんが、これを中国語を練習するチャンスと捉え、拙い中国語でも意思疎通を図るように試みました。
うまく伝わらないこともありましたが、スタッフの方は皆親切で、私が話していることをちゃんと理解しようとしてくれました。
ホテル付近には飲食店も多く、毎日違うお店でご飯を食べました。コンビニやスーパーもあるので、生活用品も容易に購入できます。

気候

夏に台湾に来るのは初めてだったので、暑さへの環境適応には苦労しました。
常にペットボトルを持ち歩き、こまめに水分補給を行い、熱中症にならないように気を付けました。
特に観光時は歩くことが多いので、疲れたらカフェなどのお店に入って適度に休憩しながら、行動することが大切だと思います。

全体の感想

中国語の授業を体験して、自分の中国語はまだまだ改良すべきことがたくさんあるということを痛感させられる1週間でした。
しかし、過去に台湾に来たときと大きく異なるのは、日本語や英語を使わずに(フォローアップ講座を除き)中国語で台湾人と会話をする回数が多かったことです。
今までは、中国語でうまく伝えられないと思ったらすぐに英語に切り替えていましたが、今回は自分の主張が相手に伝わるまで中国語を話し続けました。
授業においても分からないことを恥じることなく、理解するまで諦めず、質問を繰り返すことを心がけました。
中国語がどれほど上達したかという点については、自分自身で評価できませんが、中国語を話そうとする姿勢が重要であるという認識を持って実際に行動に移せたことが一番の収穫となりました。
今回が6度目の台湾ですが、楽しかったので近いうちにまた戻ってきたいと思います。

                                                            【左】紅毛城                                                  【右】淡水河

宮垣岳男様